仕事帰りにふらっと!多摩センター極楽湯で心と身体を解放―

東京

多摩センター駅からすぐの好立地に、日々の疲れを洗い流す最高のオアシスがあるのをご存じですか?今回ご紹介するのは、都会の喧騒を忘れさせてくれる癒しの空間、極楽湯 多摩センター店。種類豊富なお風呂と美味しい食事で、心ゆくまでリラックスできる極楽湯の魅力に迫ります。仕事帰りや週末のリフレッシュに、ぜひ足を運んでみませんか?

社会人サウナー上田
社会人サウナー上田

どーもこんにちは。社会人サウナーの上田です。

上田は普段メディア系の会社で働きつつ、副業でサウナーやってるアラサーです。

本業でのストレスが凄まじいので、最近はほぼ毎日サウナに行ってます。そんな上田が仕事帰りに電車を乗り過ごし、これも何かの縁だと思い辺りを散策していたら見つけた、極楽湯。

そこはまさに極楽浄土。身も心も解放されていく…。その過程をご紹介したいと思います!是非最後まで見てみてね!

ちなみに当ブログのコンセプトである、「サウナ de シネマ」については以下の投稿を参考にしてください!

サウナ×映画!?
仕事も終わり、さあ大好きな映画でも観るぞ!と意気込んで観てみたものの、な~~んか映画の登場人物が嫌な上司に似てて、全然映画に集中出来ない!職場での嫌な思い出がフラッシュバックして胸がザワつく!!なんて経験ありませんか?僕もあります。ラ・ラ・ランドに出てくるビル(セブが働いていたレスト

極楽湯の紹介

――日常生活の延長線上にある上質な場。それが、「極楽湯」です。――

公式サイトこう書いてあった。続けて、

お風呂に浸かって「ココロ」と「身体」を癒す
湯上り気分に合った食事で、お腹を満たすと同時に「気持ち」を和ます
リラクゼーション施設などで、日々の溜まった「疲れ」をほぐす
繰り返し、ご利用いただくことによって「生活」が潤う

引用元: 極楽湯とは | 店舗数日本一の風呂屋|極楽湯

とのことだ。文言からして期待感がすごい。なんかちょっと韻を踏んでるまでもある。

とまあ前置きはこのくらいにして、本題に入ろう。以下、筆者が意図せず入店した「極楽湯 多摩センター店」の紹介をしていくぞ!

アクセス

最寄りの多摩センター駅から徒歩5分の好立地にある極楽湯。駅近が魅力だ。

多摩センター駅は京王線、小田急線、多摩モノレールの3路線が乗り入れる、多摩地域有数のターミナル駅。多摩ニュータウンの発展と共に進化を遂げ、現在ではビジネスやショッピング、エンターテインメント、そして自然が調和した多様な魅力を持つエリアの玄関口として機能している。

京王多摩センター駅の美しいステンドグラス風の天井。

そしてちらっと見えたかもしれないが、そう。多摩センターはサンリオピューロランドのアクセス拠点として、国内外から多くの観光客が訪れるのだ!

昼間のサンリオピューロランドの入口の様子。因みに株式会社サンリオの企業理念は「みんななかよく」だ。

引用元: サンリオピューロランド

因みに極楽湯からは、サンリオピューロランドの裏側が見える。なんか、城壁みたいでかっこいい。

ピューロランドの営業時間は日によって違う。公式サイトを要チェックだ。

※以下、極楽湯の紹介だ。

施設の紹介

極楽湯 多摩センター店は京王・小田急・多摩モノレールの各路線利用者にとって、日々の疲れをリセットするまさに「デトックスポイント」。

お風呂上がりの時間も、極楽湯 多摩センター店なら充実。お食事処「極楽」は定番の和食から季節限定メニューまで、豊富なラインナップを取り揃えている!湯上りのビールが捗りそうだ。

筆者はポテトフライを注文。税込み450円だ。

また、漫画が大量に置いてある(※公式サイトによると2000冊らしい!)リラックススペース。広々とした空間で、リクライニングチェアに身を委ねてゆっくりとくつろげる…。あぁ…極楽だ…。これが極楽浄土…。なんか、悟りを開きそうだ。

そして何と言っても最大の魅力は、趣向を凝らした様々なお風呂!以下、筆者のレビューだ。

大浴場のレビュー

足を踏み入れた瞬間、一口の湯壺と対面する。これから始まる「ととのい」をかけた戦いに向けて、まずは身を清めよう。かけ湯のことだ。かの伊邪那岐命(いざなぎのみこと)は、黄泉の国から帰ってきた際に、水辺で穢れを清めたという。古事記によると、イザナギが清めた身体の部位によって多くの神々が誕生した。例えば、左の目を清めたとき「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」、右の目では「月読命(つくよみのみこと)」、さらに鼻では「須佐之男命(すさのおのみこと)」が生まれたという。なんにせよ、穢れを落とせば何かが誕生する。イザナギでは無い、現代に住む我々にも響く話だ。筆者は鼻の脂がすごかったので入念に洗った。何か、生まれたかな。

内風呂

内風呂は電気風呂、ジェットバスと色々あるが、筆者が気になったのは「自然の湯」。地下1,500mから汲み上げた天然温泉を加水せずに提供するという、自然の姿そのままの湯。古くから神道の世界では、自然界のあらゆるものに神が宿るという一種のアニミズム的な信仰が存在する。全ての自然物が神聖な存在として尊重されるのだ。その数の多さから「八百万(やおよろず)の神々」と呼ばれる。

そういえば、映画「千と千尋の神隠し」では様々な姿形をした八百万の神々が、千尋が勤める油屋に湯治に来る。この神々は種は違えど、みな湯を愛し湯を楽しんでいる。一説によるとこのシーンは、自然と人間の調和、共存を描いているらしい。今、自然の湯に入っている筆者もこの調和の一端を担っていると思うと、感慨深い。

お風呂に浸かるオオトリ様。シュールな顔が特徴だ。

露天風呂

露天風呂はあつ湯にぬる湯、炭酸風呂やツボ押し湯など様々だ。筆者はあつ湯とぬる湯を交互に入り、そのアメとムチを楽しんだ。これを専門用語で「コントラストバス」というらしい。(※オーケストラでよく見るやつは「コントラバス」だ。)湯の温度差で血管が収縮したり拡張したりすることで血行が促進される。それにより疲労回復や筋肉痛の緩和、自律神経の調整に繋がるという。ただ注意点として、水分補給をしっかりと行うこと。休息を取ること。暑い夏だからこそ、体調には気を付けたい。

筆者はこの「コントラストバス」と言う名のアメとムチを楽しんでいたら、何だか身体が軽くなった気がする。個人差はあると思うが、あつ湯とぬる湯のコンビ、恐るべし。

サウナのレビュー

先ほどのイザナギの物語は、お祓いの起源として現代の神道の「祓詞(はらえことば)」の冒頭で語られている。言霊という言葉の力を信じる我々日本人にとって、イザナギの物語を言葉として発することで、同じように穢れを祓おうというわけだ。水で穢れを祓った伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と、言葉で穢れを祓う現代の我々。ともすると、お風呂・サウナは伊邪那岐命の追体験か。遥か昔、日本国ができて間もない頃の出来事を時空を超えて共有できるとは…。何とも不思議な感覚だ。歴史を紡いできた全ての先人たちに感謝。そんなことを考えていたら脱水で倒れそうになった。サウナに長い時間、居過ぎてしまった…。

参考元: 神社本庁公式サイト

塩サウナ

塩サウナの内部は、まるで洞窟だ。その中心に塩が山盛り入っている壺がある。この塩を全身に塗りたくる。浸透圧の関係で、発汗が促進されるのだ。そう言えば塩も神道と深い関係がある。前述のイザナギが禊を行った場所、それは現在の宮崎県は江田神社にある禊池。大昔は入り江で、海と繋がっていたらしい。その海水も混ざった池で穢れを祓ったことから、塩も清める力を宿していると考えられているという。確かに現代でも塩は特別な存在だ。例えば力士が取組前に土俵に向かって塩を撒いているのを見たことがないだろうか。これは神聖な土俵を穢すことがないように、邪気を払っているのだ。

目の前に塩だらけのお爺さんがいる。きっと今、何かを清めているに違いない。そんなお爺さんを横目に筆者は水風呂へ。お爺さんも続けて出てきた。清々しい顔をしていた。明日天気になあれ。

ドライサウナ

ゴウンゴウンというサウナストーブの音と、時折赤く光りロウリュしてくれるこのドライサウナ。何だか、映画「千と千尋の神隠し」に出てくる釜爺が働いているボイラー室のようだ。足元を見てみると、そこにはまっくろくろすけが!いや、筆者の汗染みだ。長くサウナにいると頭がボーっとしてくる。

まっくろくろすけ。本名を「ススワタリ」という。主食はこんぺい糖。

読者の皆も体調に気を付けて、自分に最適なサウナ時間を見つけてほしい。無理をし過ぎても、身体を壊すだけだ。一番大事なのは、健康だ。

ここまでのまとめ

サンリオにジブリに、アニメーション三昧な今回のレビューだが、まだまだ続く。

次回はいつもの如く、ととのった後の一本について紹介するぞ!乞うご期待!

仕事帰りにふらっと!多摩センター極楽湯で心と身体を解放― PART2
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